不動産登記

ローン完済・抵当権抹消

Q.銀行のローンを数年前に完済しましたが、抵当権が残っていることが分かりました。

銀行に問い合わせたところ、「抵当権抹消に必要な書類はすべてお渡ししています。」と言われました。捜しても見つからないので、紛失してしまったようです。このような場合、抵当権を抹消する方法はありますか?

回答

抵当権は、抹消できます。書類を紛失した場合、銀行に書類の再発行を依頼して手続を進めることになりますが、通常の手続より難しい登記の手続になりますので、登記の専門家である司法書士にご相談下さい。 (続きを読む…)

贈与・相続時精算課税制度

Q.先日、二男夫婦から自宅の建物も古くなっているから、建て替えて、同居しようという話を持ちかけられました。家の新築費用は二男がローンを組むのですが、この機会に土地(評価2000万円)を二男の名義にして欲しいと言われました。

贈与にあたっては、費用や税金のことなども気になります。アドバイスをお願いします。

回答

土地を二男へ生前贈与するにあたっては、65歳以上の親から20歳以上の子への贈与については、相続時精算課税制度を使うと、贈与税の算定にあたり、贈与された財産の価額から2500万円まで控除されますが、不動産取得税(相続ではかかりません)や登記の際の登録免許税(税率が相続より高い)がかかります。 (続きを読む…)

登記識別情報

Q.マンションを買った時に、司法書士から受取った登記識別情報が見当たりません。盗られてはないと思うのですが、引越しの際に捨ててしまったのかもしれません。再発行はしてもらえますか?

回答

登記識別情報とは、権利を取得した際(所有権や抵当権の設定等)に不動産ごとに法務局のシステムが無作為に割り当てた12ケタの記号番号です。

以前の登記済権利証とは違って唯一性(権利証は1つしか存在しない)がありませんので、キャッシュカードの暗証番号と同じで、登記識別情報の記号番号だけでは不動産を盗られるということはありません。実際に盗ろうとすれば、登記識別情報の他に所有者(抵当権者)の実印や印鑑証明書がなければ実行はできません。 (続きを読む…)

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