ブログ「ひと葉日記」

季節をあらわす言葉

 

こんにちは。司法書士の岩永事務所 石飛です。
昨日からの冬将軍の到来で、今朝は本当に寒かったですね。
自宅のエアコンの室外の温度表示が0度になっていて、何度も見直してしまいました。

 

 

お手紙を書く際、時候の挨拶を文頭に書きます。

(そういえば、ブログも気候の話から始めることが多いですね)
暑い、寒いなど気候に関する挨拶のことを時候の挨拶といい、

当たり前のように書いていますが、私はこの季節ごとの言葉が好きです。

 

今時期でしたら、
・師走の候
・寒さ厳しき折
・師走、何かと気ぜわしいこの頃となりましたが   ・・・などなど
その時の様子を簡潔にそして美しく表しています。

 

そのほか二十四節気も簡潔に自然の特徴が表されています。

太陰暦が使われていた頃、季節をあらわす手段として作られた二十四節気ですが、
今でも天気予報などで紹介されています。

 

子どもが保育園に通っていた頃、虫を捕まえるのが大好きで
その年初めてダンゴムシをつかまえたと喜んでいたその日に
テレビで「啓蟄(けいちつ)」と紹介されて驚いた記憶があります。
啓蟄とは冬眠していた虫が穴から出てくる頃、春の足音が聞こえてくる頃という意味だそうです。

 

でも今年の暖冬や近年の異常気象をみると、実際の自然変化と二十四節気や時候の挨拶がずれてくるのではないかと心配になってしまいます。

fuyu09