ブログ「ひと葉日記」

土地総合情報システム


こんにちは、重村です。
まだ6月というのに梅雨も明けてしまい、そしてこの暑さ!
法務局へ行くのに溶けそうになる今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか


先日福岡法務局に行ったときに、壁に貼ってあるポスターが気になりましたので、 ちょっと調べみました。


普段、司法書士の業務では、不動産登記の際に固定資産評価額が必要になりますので、 対象の土地、建物の評価額を調べるために、評価証明書を区役所等の自治体に請求することはよくあります。


固定資産税評価額とは、固定資産税を課税するために市町村が評価するの価格のことで、「時価公示価格(標準価格)」の約70%が固定資産税評価額になるのが一般的とされています。


不動産登記申請時の登録免許税算出は、この固定資産税評価額を基に算出するので、不動産の時価を気にすることはあまりありませんでした。


ですので、今回法務局でみたこのポスターがとても気になったのです。


Webサイトを見たところ、国土交通省が運営している不動産の取引価格や地価公示・都道府県地価調査の価格を誰でも閲覧できるもので、不動産の取引相場を広く一般の人に認識してもらうためにできたものだそうです。


確かにその土地が欲しいと思っても、不動産屋がこの値段といえば、それで購入するしかないのですが、前もってその土地の相場がわかっていれば、適正な価格で取引ができる武器になるということですね。


私も3年前にマイホームを購入し、相場がわからないまま不動産情報で書かれている価格でなんの疑いもありませんでしたが、値引き交渉をした結果50万ぐらいは値引きしてもらった経験があります。


大きな買い物をするときには、情報がとても大事になりますが、国が主導してこのような取り組みをしてくれることは、とてもありがたいことだと思いました。


国土交通省 土地総合情報システム